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月1サロンライブ Vol.19 奥田徹(尺八)、奥田伊予子(箏) 2023年3月27日(月) 19:00

参加者の声①
この夜の時間帯に参加するのは初めてなんですが、春の夜の素敵な空間で今日の演奏を聴かせていただき、豊かな気持ちになりました。私は今日はお筝の近くに座っていてよく見させていただき、お筝って右手も左手もどちらも物凄く大切なんだなぁって、今までじっと見たりしなかったので…弦を押さえるだけでなくて緩めるということもあるんですね。また押さえた後、揺れを生じさせたり、色々なテクニック、奏法があるんだなと。お筝を弾くわけではないですがとても勉強になりました。また尺八の音を聞いていて、これからは鶴の鳴き声や風の音など自然の音をもっと聴こう、大切だなと思いました。ありがとうございました。

参加者の声(尺八をされる方)➁
初めて聴かせてもらって、尺八の音がこんなに豊かに表現できるんだな、たぶんやっている人はしばらく楽器に触るのが嫌になるんじゃないかなと、こういう音を聞いてしまうと…自分の音がみすぼらしいと、とてもじゃないけれど楽器に触る気になれないと思うくらい凄かったです。良かったです。ありがとうございました。

参加者の声③
私も初めて参加させていただきました。私も和的な、書く方のことをやっていますが、今日の演奏を聞いて「書きたいな」と思いました。頭の中で書きたい字が巡ったりして。尺八も小さい音でそのまま行くのかなと思ったら急に強い音になったり、私も一緒に呼吸をして、自分の中で真似をしていたら、今日は来るとき少し肌寒かったんですが身体がポカポカになりました。お筝も二台全然違った音色で様々なことが出来る楽器だということにも気づかされ、参加して本当に良かったなと思いました。

参加者の声④
尺八の音は私は結構好きで楽しく聴くことができました。ありがとうございます🍀

参加者の声⑤
素晴らしい演奏をありがとうございました。夢の世界に入っているような気持ちで聴かせていただきました。尺八も本当に素晴らしかったです。私も筝を少し演奏しますが、筝もとても良くて伊予子さんのお人柄も分かるような温かな演奏でした。

参加者の声⑥
私はハープを弾くのですが、お筝の音色とハープの音色がとてもよく似ていると思いました。お筝と尺八が、ハープとフルートの演奏を聞いているような感覚になりました。お筝はハープに比べ弦の数が違いますが、その少ない弦の数でこんなに凄い迫力のある音が出て、素晴らしいなと思いました。ありがとうございました。

参加者の声⑦
尺八は亡くなったおじいちゃんが音が出せるというだけで自慢で「尺八は難しいんだぞ」と言っていて「音も出せない楽器なんだ、おじいちゃんは音が出せてすごいんだな」と思っていた楽器で、本当の尺八の演奏とはこういうものなんだなと分かりました。お筝も中学時代だったか邦楽の授業で筝に触れる時間があって、「さくらさくら」を弾いた思い出があります。そのくらいの知識と経験しかなかったので、今日は目から鱗の感じで、本当に楽しく聴かせていただきました。尺八も押さえ一つで音程や印象が変わったり、お筝も一つの弦のはじき方で様々な音程や音色が変わっていく、それに演奏者が感覚を研ぎ澄ませ、耳を使っていらっしゃっているのが伝わるようでした。そうでないとアンサンブルはきっと出来ないでしょうし、その感覚が素晴らしいなと感じました。またお二人の演奏の上に歌が入ってきたときに、そこに三度のしっかりとした音程が動いていくのが美しくて、やはり極めていくことはそういうことなんだなと、音の乱れが全然なく、そして自分の中で音を調節していくことは素敵だなあと思って、私も音楽をもっと勉強していきたいなと思いました。ありがとうございました。

参加者の声⑧
私も昔、親戚の家に尺八があったんですが、やはり一生懸命吹いても音なんて鳴らなかったんです。尺八もリコーダーのように長さや太さが違うものが何種類もあるんだなと始まる前から観察しながら興味津々でした。先ほどハープとフルートと似ているとおっしゃった方がいらして、私も時々本当にそうだなぁと思いながら聴いていました。お筝も多彩な表現が素晴らしくて、邦楽に興味がわきました。素晴らしい時間をありがとうございました。

参加者の声⑨
昨夜は楽しかったです。和楽器の演奏法の枠を超えた、素晴らしい演奏だったと思います。邦楽の伝統も守りつつ、新たな挑戦をする活動をさらに広げていって欲しいと思いました。きっと邦楽ファンが増えると思います。また機会があったら聴きに行かせていただきます。仕事に忙殺されそうな日々ですが、心に潤いを与えていただきました。ありがとうございました。

参加者の声⑩
鶴の巣籠
尺八の高い音は鶴の鳴き声に、低い音色は空を旋回する鶴の姿を想像しました。そして親と子の別れが、せつなく表現されていました。

箏の繊細な響きが心地よく、古い寺の多い京都を感じました。八橋のお菓子が琴の形であることにも、納得しました。私自身、これまで太鼓橋と思い込んでいたので、意外でした。これからは意識して、八橋をいただきたいと思います。

十七弦の琴の低い音色と尺八の枯れた音色がよくあっていて、日本の古楽の落ち着いた雰囲気を堪能しました。
手向
装束をつけた虚無僧が尺八を吹きながら、蓮華畑の小道を歩いていく姿を想像しました。鈴の音が透明で、春の空に余韻を残しながら消えていくような感じがしました。
春のヴォカリーズ
三寒四温の、まだ春には不安定な中にも、光の中に春を感じました。
ソナタ
フルートの繊細なイメージとは違い、調べの中に和の趣を感じました。
ラルゴ
抑えた十七弦の音色と寄り添うような尺八の音色が、ソプラノの透明な声にすばらしく調和していました。
オブリビオン
尺八の音色がストーリーを奏でているように感じ、熱く心に迫りました。
枯れ葉
シャンソンをどう表現するのか興味がありましたが、とてもお洒落な感覚で、
風に舞い散る枯れ葉の乾いた様子が心に届きました。
見上げてこらん夜の星を
箏の音色に煌めく空の星の輝きを、尺八に澄んだ夜の空気を思いました。12年前の東北震災の夜の星空に、心がつながりました。
すばらしい演奏を、ありがとうございました。